工学院大学附属中学校の中学3年生が夏休みに実施する夏期海外研修のレポート用blogです。
■HB特進・特進理数 8/7~8/27 オーストラリア・南オーストラリア州アデレード 異文化体験研修
■HBインターナショナル 8/10~8/25 アメリカ・アラバマ州ハンツビル スペース&ロボティクスキャンプ

【アメリカ】出発

ついにアメリカ異文化体験研修も出発日を迎えました。


昨年同様、今年もアラバマ州ハンツビルにある、U.S. Space&Rocket Centerにて、2週間のスペースキャンプおよびロボティックスプログラムに参加します。
中3ハイブリッド・インターナショナルクラスの生徒25名が成田空港に集合です。

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今年は、プログラム参加にあたり、多々事前学習に取り組みましたので、その様子をご紹介します。

 

<地球外移住プロジェクト>

英語授業において、地球外移住プロジェクトに取り組みました。

導入として、映画『不都合な真実』を監修した元米副大統領のアル・ゴア氏によるTEDTALKを通じて、映像を交えた地球が抱える様々な問題を学び、30年後の地球で起こりうる、そして人類が直面するであろう様々な問題をブレインストーミング

地球が人類の住処として難しくなることを想定し、移住先を地球外に探し、
実際にどこに向かうか、誰を連れて行くか、何を持って行くか、移住先の生活はどのようなものになるかを、リサーチと想像を駆使し各チームが思考を凝らし、映像を交えたプレゼンテーションをしました。

プロジェクトの流れを説明した時は、「地球に残ることがベスト」という意見がちらほら聞こえましたが、実際に避けることのできない地球の問題に向き合い、想像を超えた未来の人類の選択肢について考える良い機会となったことと思います。

 

<ハンツビル事前調査>

社会の授業課題として、スペースキャンプが存在するアメリカはアラバマ州のハンツビルについて各自自由にリサーチをし、ワークシートに文字と絵、写真を駆使し、事前学習としてまとめました。歴史や地理、政治背景など様々なテーマでまとめてあげました。(HR教室廊下に掲示中)

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アポロ計画についての事前学習>

2019年はアポロ11号による人類初の月面着陸から50周年ということもあり、2つの映像作品を通じてその記念すべき出来事の背景を学ぶ機会を設けました。
まずは“Was Apollo Program a Bad Idea?”という、専門家が語るアポロ計画の意義などを鑑賞、英語のみ且つ新しい情報量満載のインタビュー映像に少し圧倒された生徒もいたかもしれませんが、それに加えてアポロ11号船長として月面着陸を遂げたニール・アームストロング氏の伝記に基づく映画”First Man”を鑑賞し、よりリアルな再現映像で当時の緊迫した状況の学習を通じて、宇宙開発の行われた背景という歴史・社会的観点、技術開発のチームワーク、未知の取り組みにおける避けられないリスクとそれを取り巻く人間の感情まで、様々な観点から宇宙開発の歴史の一端を学ぶことができたのではないでしょうか。

 

マインドストーム事前学習>

中学生ではまだプログラミングの学習機会がカリキュラムとして取り込まれていません。一方今回参加のロボティックスキャンプではプログラミングのチャレンジがあることから、事前学習としてマインドストームを基礎から取り組みました。
チームに分かれ自由にモデルを作成し、動きや音楽再生など各自プログラミングし、トライ&エラーの学習です。現地ではミッションを与えられロボットを動かすことになります。今回の学習が土台となりよりクリエイティブなパフォーマンスを現地で実施してくれることを期待しています。
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それでは行ってきます!!