工学院大学附属中学校の中学3年生が夏休みに実施する夏期海外研修のレポート用blogです。
■HB特進・特進理数 8/7~8/27 オーストラリア・南オーストラリア州アデレード 異文化体験研修
■HBインターナショナル 8/10~8/25 アメリカ・アラバマ州ハンツビル スペース&ロボティクスキャンプ

【St.Aloysius & BlackFriars】Day 6 & 7 〜カンガルー島へ〜

お待たせしました。SACとBlackFriarsは、昨日からカンガルー島に一泊し、本日無事に帰ってきました。

朝はいつものELSAに集合し、バスでフェリーの港、Cape Javisまで南下していきます。
アデレード市内から離れると、ずいぶんと景色も変わり、放牧されている牛や羊をはじめ、野生のカンガルーも見られました。

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さて、このフェリーですが、天候によってはジェットコースター顔負けの揺れに襲われるためびくびくしていたのですが、昨日は風もなくほとんど揺られずに快晴という絶好のフェリー日和となりました。

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もしものときは、下船後にお昼を食べる算段だったのですが、まったくの杞憂に終わり、船内で優雅にお昼を食べました。
頬にあたる海風も優しいですね。

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下船後は港近くのスーパーで買い出しをして、いざカンガルー島観光です。
カンガルー島は、オーストラリアで3番目に大きな島で、東京都の2倍ほど、山梨県くらいの大きな島ですが、人口は4000人程度と島のほとんどが保護区となっている動物たちの楽園です。 

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最初はRaptor Domainという場所で、鳥達の芸を見ます。
フクロウやミミズクを手に乗せてもらえたり、 迫力ある猛禽類を間近に見て、狩りをする様子を見させてもらいました。
生徒の何人かも、触ったり手に乗せてもらったりしました。
SACの子たちが歌っていたKookaburra songのKookkaburra(ワライカセミ)が鳴く様子も見られました。

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次にやってきたのは、Seal bayです。
ここは、乱獲のために絶滅の危機に瀕したSealion(アシカ)たちを保護し、野生のままの姿で子育ての様子を見ることが出来る世界的にも希少な場所です。
レンジャーの指示に従い、物音を立てず、近付かないように見ていきます。
油断するとこちらに向かってきてしまうほど近い距離で、一同その愛らしさに興奮させられました。
今回は、レンジャーさんのご好意で海をバックに撮影させてもらいました。

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その後は本日泊まるロッジに行きました。
庭には野生のコアラもおり、いつもは寝ているコアラが木に飛び移る様子なども間近で見られました。

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着いて荷物を整理したら、早速ビュッフェ形式の夕食です。
パン、サラダ、ソーセージ、チキン、ポテト、焼きそば(?)、デザートにはケーキがつきました。

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そして夕食後は、なんとバス運転手さんのご好意で、オーストラリアの定番だからと急遽キャンプファイヤーをすることになりました。
マシュマロまでご用意頂き、皆で火を囲みます。
満天の星が輝く夜空の下、火を囲んで、南十字星を探したり、なんとも贅沢な体験をしました。

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その後はプロジェクトツアーぶりにみんなで過ごす夜となりました。
いつもより少し遅くまでロビーではしゃぎつつ、1日目を終えました。

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2日目は、朝からビーチに行こうということになり、早起きして向かいました。
波の音を聞きながら、道を進んでいったのですが思ったより遠かったため途中で断念して、陽の昇りはじめた海を遠くから眺めました。
朝焼けに染まる空が綺麗でした。

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朝ごはんはセルフサービスで、トーストやシリアルを食べました。
朝からよく歩いたので、お腹も空きましたね。

準備をして、宿舎前で記念撮影をして、いざ出発です。

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2日目のスタートは、Kelly Hill Cavesという鍾乳洞です。
外は寒いのに、なぜか中は暖かいので不思議です。
また、色が層によって違うもの、光を通すもの通さないものがあり、紫の光をあてると部分的に透過して光るなど、幻想的な空間でした。
また明かりをすべて消す暗闇体験も、現代では貴重なものではないでしょうか。

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また移動中には、カンガルー島特有のこげ茶色のカンガルーや、ワラビーなども見られました。

次は、Remarkable Rocksです。
遠くから見ると、写真左上の向こう岸の突端に、大きな形の岩があるように見えます。

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近づいてみると、その岩は不思議な形に削られていることが分かります。
これらの岩は波の浸食等によって出来たそうですが、現代の彫刻のようです。
せっかくなので岩の上に登ったりしながら、ポーズを決めてみます。

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続いては、Admirals Archです。
ここも、さきほどのRemarkable Rocksのように波の浸食によって削られた大穴なのですが、龍の口のように豪快で迫力がありました。
また、ここには多くのFur seal(オットセイ)が生息しており、遊んだり、ひなたぼっこをしている姿も見られ、天然の水族館といった様子です。
昨日のSealionもそうですが、可愛いかったですね。

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さて、自然現象の神秘に触れたあとは、お昼ご飯です。
ビジターセンター内の屋外スペースで運んできたサンドウィッチの具材を各自ではさんでいきます。
なぜかマヨネーズがお店の味がする!と好評でしたので、お土産におすすめしておきました。

デザートには、りんごとクッキーもつきました。
天気も良く、まわりには見たことのない鳥もいて、ちょっとしたピクニック気分を味わいました。
また、帰り際には、ビジターセンターでお土産を買う人もいました。

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そして、カンガルー島、最後の観光スポットはLittle Saharaです。
小規模の砂漠ですが、これまで生えていたはずの木々がこの一帯のみ砂漠になっています。
さらさらとした砂の白と、雲一つのない空の青のコントラストが、とても綺麗で絵のようでした。
みんなで裸足で砂山を登っていき、駆け下りたり転がったり、ジャンプしたりと、大いに盛り上がりました。
ここの砂はさらさらしていて粒も細かく、手で払えばすぐ落ちるのが良いですね。

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帰りは再びフェリーに乗って、本島まで戻ります。
帰りのフェリーは行きとは異なり、それなりに揺れましたが、立っていられないほど激しい揺れではなかったので、甲板で潮風を楽しむ生徒も多かったです。
Little Saharaで体が熱くなっていたので、潮風が気持ちいいです。

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2日目はよく動いたので、皆さん疲れたのではないでしょうか。
帰りのバスは大変静かでした。
カンガルー島、思いっきり満喫で楽しかったと思いますが、今日はゆっくり休んでくださいね。
明日はSACもBlackFriarsも、再び各学校への登校となります。
どんなアクティビティや授業に参加するのか楽しみですね。